英語は難しく考える必要はありません。
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「英語に合わせた英語」は実はすごくシンプルです。
日本語も英語も何語でもそうですが、言い方は最初から決まっています。ということは自分で苦労して作る必要はありません。日本語の言い方に合わせるのではなく、ネイティブが使っている「決まった形」に動詞を色々置き換えます。決まっているパターンを「型」として覚えて、その「型」に動詞を「当てはめる」だけでもっと簡単にもっと自然な英語ができます。いろんな文法のルールを重ねて考えながら単語を1つずつ当てずっぽうに並べていくよりもずっと簡単ですし、日本語を直訳した英語よりもずっと英語らしい英語になります。
例えば
「ニューヨークに住んでいてどんな感じですか?」は「What’s it like living in New York?」 と言います。文法を一切考えずに「What’s it like~ing?(~はどんな感じ?)」という決まった「型」に「live in New York(ニューヨークに住む)」を「当てはめる」だけです。
つまりこんな感覚です。
What’s it like living in New York?
そして同じ「型」に別の動詞を当てはめて色々言ってみましょう。
What’s it like living alone? 一人暮らしってどう?
What’s it like working there? あそこで働いていてどうですか?
What’s it like running your own business? 自分の会社を経営するのはどんな感じ?
What’s it like going out with him? 彼と付き合っていてどうですか?
そして、決まっている言い方をグループ化して覚えるのも重要です。
グループ化して覚えられるのは「型」だけではありません。「グループ化した動詞」もあります。例えば簡単な例として「go home(帰る)」を見てみましょう。
単語が2つあるのに1つの動詞として使います。1つの動詞として覚えてそのまま使えば問題はないのですが、「go」と「home」を別々に覚えると「go back my home」、「go to home」などいろんな間違い英語が生まれやすくなります。(「go back my home」、「go to home」は本当によく聞く典型的な間違い英語です。)